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生命体としての地球

posted Jun 3, 2010, 3:54 AM by HIROSHI MURATA   [ updated Jun 3, 2010, 4:35 AM ]
以前、鳳来寺山(愛知県)の近くで1500万年前の岩層を見たことがあります。
そこは山道を作る現場で、岩山を削った直後なのでコケもなくまったくきれいな状態でした。白い岩肌に青や赤の液体の帯のような縞が鮮明に浮き上がっていました。しかも波打って、それはまるでどろどろの液体の中をさまよう色を帯びた存在が一瞬で凝固した感じに見て取れました。

これは、鉱物というより粥状の流動物だったことが分かります。当時の地球の様相は現在と相当異なり大気が今より濃密で、時代をさらに下れば、地表と大気との境も今日ほどはっきりとはしていなかったそうです。
大地は流動的で重力も現在よりかなり低かったのではないかと思います。
当然濃密な大気により太陽からの照射は抑えられ、昼間の太陽は霧状の大気を通してぼんやりとした輪郭を描いていたでしょう。

パンゲアとは、大陸移動説です。今日の全ての大陸が太古の時代一つであったという説です。
今から約2,300万~1,500万年前、日本列島が ユーラシア大陸から分離して弧状列島になったころです。
この説に従えば、一つの大陸以外は海であったとも受け取られます。そして地球の半分以上がそのような海だった。
まだ地球は今日ほど硬化しておらず、外殻も柔らかく、重力も軽く、それゆえく巨大な生物が自身を支えて闊歩し、地上を飛び交うことができたといいます。

ここでパンゲアの地図を見ると、大陸以外の海はかなり広いですが、実際は陸より狭い湖だったのではないかという説があります。すなわち、地球は現在よりも小さかったということです。
これは考えられることです。地球は生物の器ではなく巨大な生命体でもあるからです。要するに、成長していて大きくなっているのです。
植物の種子のように栄養素を内に備え大きくなっているという説です。徐々に年代が登るにつれてふくらみ、大陸が分裂し、硬化していったのでしょう。濃密な大気が希薄になるにつれて大量の水に絞り変えられ海になっていったことが予測できます。このあたり日本の神話を想起します。


地球の膨張に伴い、内部の密度も希薄になり硬化していったと予想できます。この予想に基づき地球の内部にかすかすの空洞が幾つもできていったという説が浮き上がってきたのです。これが今話題になっている地球空洞説です。
今、地球は成長段階のどの位置にあるのでしょうか。

今日の地球温暖化や気候変動には2つの要因があるといわれています。一つは我々文明の科学が自然破壊を引き起こす方向で使われ、それが不均衡を生み出しているということ。さらに人類の発するネガティブな精神が地球に影響していること。
二つ目の要因は惑星としての地球の進化・発展によるものといわれています。

地球のことは知識によるものではなく、感覚としてつながらなければならないと感じています。

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