- 5.ドーム型構造体

システムに基づいて形成される構造を示していこう。
基本的にはゾーン多面体を核模型として、その外殻に構造を構成していくことに変わりない。
だがその骨組みは、変容が可能であり、それによって構造に肉付けを行なうがごとく、ドームに造形的な形態を与えることになっていく。
構造の意味を掘り下げれば、それは本質的にかたちを成すエネルギーの空間とも受け取れる。その構造は、幅広い構成材料の可能性を見せることになる。
またこのシステムの核模型を種にたとえるならば、ドームの形態は種の周りに果実を形成することに似ている。その果実の甘みや香りは建築装飾となり、それにより果実の味をより際立たせることになっていく。