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模型制作から実際のドーム(4~6m)大のドームの作り方までの手順書となります。
模型制作に必要な道具
部材の種類は基本的に4種からなります。
これに入り口やドームの高さを調整するために短縮・延長された部材が加わります。
部材への色付けは組立の際の識別になります。
組み立てられた模型
これを指標に実際のドームを組み立てていきます。
ダヴィンチ・ドームの作り方
DIYマニュアルのご紹介
ダヴィンチ・ドームとは、レオナルド・ダヴィンチが考案した グリットよって組み立てるジオデシックドームのことです。
このグリットのパターンを神聖幾何学の様式に基づき構成し、それを球面に投射することで構造が形成されます。その構造にさらにゾーン幾何学のシステムを組み込むことで安定した自立型ドームへと進化します。
これにより構造は、従来のジオデシックドームよりもより簡素なメカニズムとなります。
組立の際は、特別なコネクタなど必要とせず、部材の軽量化と作業効率が計られます。
さらに、従来よりもねばりとしなやかさを有する構造は、地震等による衝撃を吸収する働きがあります。
このグリットによるドームはダヴィンチのアイデアが最も生かされた一例であると言えるでしょう。
この度は、このドームをセルフビルドによって作ることを可能にしました。
この商品はフォルムデザインの村田弘志が開発したマニュアルとプログラムからなっています。
直径4m、部材の素材は米松、総重量60㎏弱
入り口を設けた様子
現在、構造を組み立てるまでの内容ですが、来年の秋にかけてはその外殻である屋根・ルーフィングのシステムを開発する予定です。
先々、モバイルハウス(移動式の家)としてご利用が可能となるまで開発と研究を進めて行きたいと思っております。
なお、構造のみの利用としてはドームパーゴラとして、また透明ビニールシートで覆っていただければ温室としての利用価値もあります。
実際に、このデータを基に数メートル大のドーム構造を組み立てることも可能です。(3m~10m)
実物を組立の際は、先ず模型を制作し、それを参照にしながら組み立てることをお勧めします。
【マニュアルの内容】
目次より
1章 制作の流れ
2章 .立体チャートの組立.
3.章 部材説明.
3-1.基本部材.
3-2.脚部部材.
4章 .部材諸量表の説明.
5章 .立地面の設定と脚部調整.
1.立地平面における各寸法と角度.
2.脚部の調整.
6章 .模型制作.
7章 .ドームの制作.
1.材料の選択.
2.諸量の算出.
3.部材加工.
4.組立の手順.
8章.ルーフィングを考える
ワード形式による、A4-ページ数26、イメージ図27点
【設計プログラムの内容】
希望の大きさのドームの直径を入力していただければ、全ての部材の寸法が自動的に算出されます。
また、入り口や窓の大きさなども調整できるプログラムも含まれております。
●設計デザイン:村田 弘志
●PAT. No. JP4730850
エクセル形式による、A4-ページ数6、プログラム表6点、イメージ図6点