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投稿日: 2011/09/15 12:37:49
ダヴィンチとフラーのアイデアが融合した新たなジオデシックドームの誕生
アート・デザイン・サイエンスの統合
2011年9月5日~10月5日まで
愛知県豊橋公園本丸広場にて
とよはしアートユニット主催による現代美術展
レオナルド・ダヴィンチはスケッチ画の余白に謎の模様を描き遺しています。
それは全く用途不明のアイデアであり、数世紀もの長い間注目にも値しないものと見なされてきました。
ところが近年、この模様がある種の幾何学的パターンを形成し、構造的に有用であることが徐々に明るみになってきたのです。
一方、ジオデシックドームは最小の材料で最大の空間を生み出すことでも知られています。その柱のない空間は快適性や熱効率を高め、間伐材だけでも組立できるエコロジーなドームです。
今回展示のドームは、その骨組みのパターンにダヴィンチのアイデアを取り入れたものです。それにより、構造はより柔軟で粘り強くなり、接合はよりシンプルになることでエネルギー効率が高まります。
この新たなドームはダヴィンチを含め様々な先人達のアイデアを抽出し、融合することで創り出されました。
来年、2012年には豊橋美術館周辺にて再度内容を充実した展示を行なう予定です。
その際、ドーム内に設けられたパネル展示では、川合健二のコルゲートハウスを始め、惑星地球号のフラーのアイデアを加え、モバイルハウスとしての可能性もご紹介いたします。
それによって、環境に適した形やデザインが建築・自然科学・幾何学等のつながりから導かれることを示し、芸術における新たなビジョンを提供したいと思っております。
HiroshiMurata 村田弘志、Hiroshi Murata レオナルド・ダヴィンチがフラーと出会っていたら、「オレが考えたグリットでジオデシックドームを作ってみてくれんか」と持ちかけていたに違いない。しかし、フラーの時代はまだ時期尚早だったようだ。今の時代、人類の空間意識が全面的にシフトする時期にあたる。
tokaiama やっぱりバカパパの東海アマ これまでのように数百年も安定した土地が続くなら恒久的建物も必要だろうが、これから数年間は千年に一度の巨大地殻変動期、大地震が頻繁に続くのをさんざん経験させられるだろう。まだこれから本番、いつでも逃げられるカタツムリハウスが必要な時代だ。土地に執着するな。